カブスのダルビッシュ有投手（３２）は３０日、同日に写真誌「ＦＬＡＳＨ」が報じた「ダルビッシュ有、激怒！団野村“裏切り”の二重契約」に言及した。

　敏腕代理人として知られる団野村氏（６２）。問題になったのはスポーツ用品メーカーとの契約だという。ダルビッシュは２０１３年に５年１０億円の大型契約を結んだ。この際、団氏は代理人としての正当な手数料を受け取っただけではなく、同メーカーから年間約６０００万円を受け取る契約を交わしたという。ある代理人は「ダブルエージェント（二重契約）にあたり、代理人として非常に問題」と指摘。団氏との契約は「日程調整」で、同メーカーから「無駄金」と非難する声が挙がった。「ＦＬＡＳＨ」は団氏とメーカーの契約を知らなかったダルビッシュが激怒し、１７年に代理人契約を解除し、“恩人”と決別したとセンセーショナルに伝えた。

　ダルビッシュはツイッターに「ＦＬＡＳＨ」の誌面を掲載し「団野村さんについての記事がフラッシュに出ました。事実は細かく知りませんが、単純に契約満了しただけです」と契約解除ではないとアピール。決別したと書かれたことに「団さんには本当にお世話になっていますし、今も大好きですよ＾＿＾裏切られたとか微塵も思ってない。野茂さんがそうなように、団さんもパイオニア。」と顔文字をつけてつぶやいた。続けて「ちなみに記事が事実かは知らん」と投稿している。